BLYY × Toosonによる新時代のHIPHOPサウンド
東京池袋を中心に活動しているHIPHOPグループBLYYと、千葉の独自なシーンを持つビートメイカーToosonが、次世代のHIPHOPサウンドを生み出しました。シングル「BAD URBANIZATION」は、2025年4月18日にリリースされ、同日18:00にミュージックビデオも公開されます。
BLYYは、2001年に結成され、現在までの25年間、多くのアーティストとコラボしながら音楽シーンでの存在感を維持しています。特にで2013年にリリースしたアルバム「THE SHIT 2」や、2020年の1stフルアルバム「Between man and time crYstaL poetrY is in motion.」は高く評価されてきました。昨年には、外部プロデューサーを迎える形で「東京無宿」という6曲入りEPもリリース。このように、新しい挑戦を続けている彼らが、同じく革新的な音楽を追求するToosonとタッグを組んだことは、HIPHOPファンにとっても非常に楽しみなニュースです。
一方のToosonは、千葉県松戸市出身で、若い頃からNYハードコアHIPHOPに魅了されDJ活動をスタート。その後、DJ活動の中で出会った仲間たちとともに、自己のビートメイキングの道へと進みました。特に、彼の音楽スタイルにはアンダーグラウンドなHIPHOPとエレクトロニカの融合が見られ、TRAPやDRILLなどの現代のUSビートに影響を受けた楽曲を展開しています。最近では、BLYYのラッパーalledとの共作「Detail ep」をリリースし、さらにFugennとの「Fugenn & Tooson」としても活躍しており、新作を続々発表しています。
今回公開される「BAD URBANIZATION」は、90年代のブーンバップ世代に育った両アーティストの経歴と音楽スタイルが色濃く反映されたトラックです。彼ら自身が持つ音楽的嗜好やビジョンが、このシングルに凝縮されており、特にToosonが持つ現行の米国シーンのビートエッセンスがBLYYのサウンドと融合することで、これまでにない試みが実現しました。
加えて、MVはダンスグループZULU-MK MASTERZでの活動を経て、長年東京の地下シーンで制作を行ってきたKEIGOZULU監督により、ライブ感あふれるカメラワークで仕上げられています。東京の夜景を背景に、楽曲のリズムとエネルギーを視覚的にも楽しめる内容となっていますので、公開日の18:00をお見逃しなく!
この「BAD URBANIZATION」は、BLYYとToosonのコラボの序章に過ぎません。すでに二人は、この楽曲の次に来るEPの制作にも取り掛かっています。このEPでは、さらに深く音楽的思想や志向が表現されることでしょう。彼らがどのように新しいHIPHOPの可能性を切り開いていくのか、今から楽しみでなりません。音楽の多様性と進化を感じさせるこのプロジェクト、ぜひ注目してください。
【配信URL】
BAD URBANIZATION
【ミュージックビデオ】
公開日時:2025年4月18日(金) 18:00
URL:
YouTube
BLYY公式SNS
Toosonの活動も要注目
Toosonも今後の活動に目が離せません。彼のスタイルとBLYYとのコラボレーションによって、HIPHOPシーンに新しい風が吹くことでしょう。