8人組ボーイズグループONE OR EIGHTが契約を締結
日本の音楽界に新たな風を吹き込む存在として注目を集めている、8人組ボーイズグループ「ONE OR EIGHT」が、米国の大手レコード会社であるAtlantic Music Groupとのグローバルメジャー契約を結んだことが発表されました。
この契約は5月27日に締結され、ONE OR EIGHTが今後ますます世界的に注目されることが期待されます。Atlantic Music Groupは、Bruno MarsやEd Sheeranなど、世界的なアーティストが所属していることで知られる企業であり、これによりONE OR EIGHTの国際的な活動が加速する可能性が高まります。
エイベックスのグローバル戦略の一環
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社は、2022年に発表した中期経営計画「avex vision 2027」で、多様な地域や分野でのIP(知的財産)開発を重視する姿勢を表明しています。この中で、ONE OR EIGHTのようなアーティストの育成や海外展開の強化が一つの鍵となっています。
2025年にはアメリカのアーティストマネジメント会社であるS10 Entertainment & Media LLCを傘下に加える予定で、さらなるグローバル展開を目指しています。この流れの中で、ONE OR EIGHTとの契約はエイベックスの戦略的な成功事例として位置づけられています。
初の快挙、ラジオチャートにランクイン
ONE OR EIGHTは、すでに3月19日にリリースした楽曲「DSTM」がアメリカの権威あるラジオチャート「メディアベーストップ40」にランクインするという快挙を成し遂げています。これは日本人ボーイズグループとして初の快挙であり、J-POPの国際的な影響力を証明する一歩となりました。
新曲「365」でさらなる飛躍へ
今後の展開としては、Atlantic Music Groupが彼らのプロモーションやディストリビューションを担当し、6月18日に新曲「365」をリリース予定です。「365」は、ソングライターNasriによってプロデュースされ、シンプルながらも印象的なメロディが特徴です。この楽曲のリフレインは、多くのファンが口ずさみたくなるようなエモーショナルな仕上がりになっています。この新曲は、グローバルヒットに向けた第一歩となることが期待されています。
エイベックスの未来に向けたチャレンジ
エイベックスの代表取締役社長である猪野丈也氏は、ONE OR EIGHTとの契約を「自らの未来を切り拓く大きな一歩」と位置づけ、Atlantic Music Groupに感謝の意を表しました。この契約が新たな歴史の始まりになることを確信しています。
ONE OR EIGHTのプロフィール
ONE OR EIGHTは、MIZUKI、NEO、REIA、RYOTA、SOUMA、TAKERU、TSUBASA、YUGAの8名から構成されており、全員が日本人のメンバーです。グループ名は日本の慣用句「一か八か」に由来しており、「BET ON YOURSELF」というタグラインのもと、仲間と共に夢を追い求める姿勢を大切にしています。2024年にはシングル「Don't Tell Nobody」でデビューを果たし、続けてBig Seanとのコラボ曲もリリース予定です。
ONE OR EIGHTにとって、この契約と新曲は彼らの国際的なキャリアの出発点となり、J-POPの未来を切り開く存在として大いに期待されています。