ヤマハ×Groover
2025-08-06 11:33:50

ヤマハとGrooverが手を組み、ブラジルで音楽コンテストを開催

ヤマハとGrooverが共に歩む新たな音楽の未来



2023年、ヤマハ株式会社の米国子会社である「Yamaha Music Innovations, LLC」(以下、YMI)は、約100万件のアーティストと業界専門家とのマッチングを支援するプラットフォーム「Groover」と協業を開始しました。本記事では、この取り組みの内容と期待される成果について紹介します。

1. 協業の目的とその実績



YMIが目指すのは、オープンイノベーションのハブとしての役割を果たし、ブラジル市場における音楽コミュニティとの共創を進めることです。Grooverとの連携を通じて、ブラジルでの「Yamaha × Groover Contest:Win Your New Music Production Studio」という音楽コンテストが開催されます。このコンテストを通じて、アーティストやクリエイターに自己表現の機会を提供し、彼らとの関係構築を促進することが狙いです。

協業の第1弾として取り組むこのコンテストは、2025年8月1日から10月1日までの応募期間を経て、11月5日に結果が発表されます。優勝者には「ヤマハ ミュージックプロダクションスタジオ SEQTRAK」がプレゼントされ、音楽制作環境の向上が期待されます。

2. ブラジル市場に向けた戦略



ブラジルは音楽文化が豊かで、将来的な成長が期待できる市場です。YMIは、地域のアーティストとの関わりを深め、「彼らのニーズを理解すること」が新製品やコンテンツの開発に活かされると考えています。特に地域文化に根ざした電子楽器の製作を強化し、ブラジルの音楽文化の保護と発展に寄与することを目指します。

YMIの社長である杉野祐介氏は、ブラジルのクリエイターが自らの音楽的個性を発信しやすくする環境を整えることが、ヤマハのミッションであると述べています。

3. Grooverとは



Grooverは、アーティストと音楽業界の専門家をつなぐプラットフォームであり、次世代のアーティストやクリエイターへの支援に特化しています。同社のCEO、ロマン・パルミエリ氏は、今回の協業において、アーティストが“見つけられ、聴かれる”ための機会を提供していく意向を示しています。

4. 参加方法と期待される影響



音楽コンテストへの参加方法は、Grooverプラットフォームを通じて申し込む形式で行われます。この取り組みがブラジルの音楽シーンにどのような変革をもたらすのか、多くの音楽ファンの注目が集まるでしょう。

Yamaha Musical do Brasil社の社長、林健太郎氏は、Grooverとの連携がブラジルの音楽業界に新たな風を吹かせることを期待しています。ヤマハは、長期間にわたりブラジル音楽の発展に貢献してきた経験を活かし、今後もその役割を担っていきます。

5. まとめ



このたびのヤマハとGrooverの協業は、ブラジルのみならず、世界中の音楽クリエイターに新しいチャンスを提供するものです。オープンイノベーションを通じて、音楽業界の未来を切り拓いていく姿勢に期待が寄せられています。アーティストの皆さんには、ぜひこのチャンスを手に入れていただきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: ヤマハ 音楽コンテスト Groover

トピックス(邦楽全般)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。