ダニエル・ブランバーグ展
2026-06-22 19:12:18

ダニエル・ブランバーグ初の日本個展が高円寺で開催、独自の視点で捉えた芸術の世界

ダニエル・ブランバーグ個展「Palm Of The Hand Drawings」



MODEは、2026年6月26日から7月5日まで、日本初の個展「Palm Of The Hand Drawings」を高円寺のtata bookshop / galleryで開催します。この展覧会に参加するのは、ロンドン出身のアーティスト、ダニエル・ブランバーグ(Daniel Blumberg)です。彼は、ドローイングやソングライティング、即興演奏、音楽制作を通じて、多彩な表現手法を駆使する作曲家です。

ダニエルは1990年にロンドンで生まれ、そのキャリアの中でVisual Artsと音楽の境界を越えて活動しています。彼の作品は、これまでBalice Hertling(パリ)、Kunsthal Rotterdam、Deichtorhallen Hamburg、KW Institute for Contemporary Art(ベルリン)などの著名な場で展示され、観客に新たな視覚体験を提供してきました。また、Mute Recordsからリリースされた複数のソロアルバムや、映画『Sotto le Nuvole』や『The Brutalist』のサウンドトラックを手がけた実績もあります。特に、『The Brutalist』では2025年のアカデミー賞作曲賞を受賞し、国際的な評価を得ています。

展覧会の内容



本展では、ダニエルがロンドンから持参した小型の銀製フォトケースに収められた一連のドローイングが展示されます。このフォトケースは、19世紀以降、家族や恋人の肖像を携帯するために使用されてきたもので、ブランバーグはその内部に自身のドローイングを収めることで、私的な記憶を保持するための親密な器を、より創造的で開かれた場へと変化させています。

展覧会のタイトルは、川端康成の『掌の小説』にインスパイアを受けており、ローベルト・ヴァルザーの『Microscripts』も重要な参照としていることから、両作品は小さな形式の中に広大な時間や空間、想像力を展開するものとされています。ブランバーグは、銀筆(シルバーポイント)という古典的な描画技法を用いてこれらの作品を制作し、その線は周囲の環境に応じて酸化し、時間と共に変化していく特性を持っています。彼にとって、ドローイングは完成品としてではなく、時間の経過を記録していくプロセスであると捉えています。

特別プログラム



また、2026年6月29日には、草月ホールにて「Keiji Haino & Daniel Blumberg / Ellen Arkbro & Reigakusha Gagaku Ensemble」と題したパフォーマンスが行われます。このイベントには、2026年のヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子功労賞を受賞した灰野敬二が出演し、特別なコラボレーションパフォーマンスが展開される予定です。

展覧会概要


  • - 会期: 2026年6月26日(金)~7月5日(日)
  • - 開廊日: 木曜日 - 日曜日
  • - 時間: 13:00 - 21:00
  • - 会場: tata bookshop / gallery(東京都杉並区高円寺北2-38-15)

関連プログラム概要


  • - パフォーマンス: Keiji Haino & Daniel Blumberg / Ellen Arkbro & Reigakusha Gagaku Ensemble
  • - 日時: 2026年6月29日(月)Doors 18:15 / Start 19:00
  • - 会場: 草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)
  • - 料金: ¥8,000(税込)
  • - プレイガイド: イープラス/ZAIKO

ダニエル・ブランバーグの作品を通じて、彼の視点からの新たな芸術の世界をぜひ体験してみてください。


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