日泰アーティストの融合が生む新たな音楽体験「IDGDS」

3月21日金曜日にリリースされた、新たな音楽プロジェクト、Young CocoとFIIXDによる「IDGDS」が話題を呼んでいます。この楽曲は、特に360 Reality Audio技術を駆使したミュージックビデオで、多くのリスナーを魅了しています。

360 Reality Audioとは？

360 Reality Audioは、ソニーが提供する音響技術で、音楽を立体的に体験できる新しいフォーマットです。これによって、リスナーは音源が空間に配置されたように感じることができ、まるでアーティストのライブ演奏に参加しているかのような圧倒的な没入感を味わえます。また、Young CocoとFIIXDのコラボによる「IDGDS」は、音質のクオリティとともに、その音楽の深みにも注目が集まっています。

Young Cocoの音楽的背景

日本のアーティストYoung Cocoは、兵庫県西宮市出身で、その独自のスタイルで国内外のファンを魅了しています。彼はバイラルヒット曲“チーム友達”を手掛け、中国マクドナルドのCM楽曲でも知られており、音楽以外にもアートやファッションの分野でも活躍中です。2025年4月には待望のニューアルバム『BIG C』をリリース予定で、さらなる進化が期待されています。

タイのアーティストFIIXDについて

一方、FIIXDはタイ出身のアーティストで、Rolling Loud Thailandのアンバサダーを務めています。自身のイベントを開催しながら、アジア全体で影響力を持つラッパーとして活躍しています。彼のラップはタイ語特有の響きを生かしながらも、メロディを重視するスタイルを確立しており、シーンの中核を担っています。

プロデューサーVLOTの存在

また、VLOTというプロデューサーがこのコラボを支えており、彼は幅広いアーティストへの楽曲提供を行ってきた実力派です。初のソロアルバム『WHO IS VLOT』のリリース以降、その音楽性の幅と質の高さに注目が集まっています。2025年1月には新たなアルバムも発表予定で、今後の活動に目が離せません。

音楽体験イベントの実施

さらに、bpm plus asiaチャンネルではYoung Cocoの「HOP OUT」の360 Reality Audio Ver.のMusic Videoも公開され、2024年11月には大阪で「360 Reality Audio × HIPHOP」イベントも開催されることが決定しました。来場者はこの先進的な音楽体験をいち早く味わうことができ、YouTubeでも公開されています。

『HIGHEST IN THE ROOM』ライブイベント

加えて、日本とタイのカルチャーが融合するライブイベント『HIGHEST IN THE ROOM』が東京と大阪で開催されることが発表されました。このイベントには、アジアのトップアーティストが集結し、アジアならではの熱量満載のパフォーマンスが展開されます。特に1MILLが最新アルバムを引っさげて来日するため、多くのファンが期待を寄せています。