打楽器コンサート2025
2025-08-01 11:26:48

打楽器の未来を拓く革新的コンサート『MUSIC DAY SERIES』開催

『MUSIC DAY SERIES』が描く打楽器の未来



2025年9月20日、神奈川県立音楽堂で開催される『MUSIC DAY SERIES』は、打楽器の未来を拓く革新の舞台です。このコンサートは、世界で活躍する著名なパーカッショニスト、加藤訓子の手によるプロデュースによって実現しました。

コンサートでは、日本の現代作曲家、権代敦彦の作品が中心に据えられ、彼の独自の音楽世界が次世代に受け継がれていきます。昨年はドイツと韓国の作曲家、イリャン・チャンの音楽を紹介しましたが、2025年度は権代敦彦に焦点を当て、その音楽が持つ深い意味とその響きを体感する機会となります。

この特別なコンサートには、加藤訓子自身をはじめ、権代作品の初演に携わってきた実力派の打楽器奏者たち、岩見玲奈、會田瑞樹、新野将之らが集結。彼らがともに演じることで、現代音楽の現在地と未来を描き出します。音楽堂の響きのホールで、唯一無二の音楽体験が提供されることは必至です。

権代敦彦との40年の歩み



権代敦彦氏との関係は、1986年にさかのぼります。桐朋学園の時代に彼が《リベラ・メ》を委嘱し初演して以来、40年が経過しました。権代氏はその年月の中で、時代の変遷と共に揺るぎない音楽的な本質を探求し続けてきました。特に打楽器への情熱は深く、私たち演奏家にとっては常に大きな挑戦であり、喜びでもあります。彼の音楽との出会いは、ただの演奏者としての活動を超えた、より深い経験をもたらしてくれます。

『MUSIC DAY SERIES』でのポートレートコンサートは、権代敦彦氏の音楽の魅力とその重要性を再認識させる機会となるでしょう。今回の開催は、歴史ある神奈川県立音楽堂で行われることも相まって、その意義は非常に大きいです。私たちの音楽が次の世代へと受け継がれていくことを願ってやみません。

公演詳細



『MUSIC DAY SERIES 2025』は、以下の要領で行われます。
  • - 日時:2025年9月20日(土)14:00開演(13:30開場)
  • - 会場:神奈川県立音楽堂(横浜市西区紅葉ヶ丘9-2)

出演者


加藤訓子、岩見玲奈、會田瑞樹、新野将之、敦賀朝香、細野幸一、戸崎可梨、富田真以子、悪原 至、藤本亮平、古屋千尋、齋藤綾乃、横内 奏、青栁はる夏、村田哲叡 (perc.)、丸山里佳 (sop.)

演奏曲目


  • - リベラ・メ(1986)
  • - アンジェラス / 晩祷の鐘(2001)
  • - 最愛なるイエスよ、我等ここに集いて(2001)
  • - 木霊(2003)
  • - 臍(2006)
  • - 光のヴァイブレーション(2016)
  • - ”シ”の彼方に(2021)
  • - ローズウッド霊歌(2022)
  • - 世の終わりのためのコラール(2022)
  • - 他

料金とチケット情報


チケットは全席指定、A席5,000円、B席4,000円、U-25は3,000円です。電子チケットはteketで発売中。8月10日からかながわメンバーズ、8月15日から一般発売が開始されます。お求めはお早めに!

【主催・共催】
特定非営利活動法人芸術文化ワークス、神奈川県立音楽堂(公益財団法人神奈川芸術文化財団)

お問い合わせ


芸術文化ワークス事務局
電話: 080.5075.5038 / メール: info@npo-artsworks.org

この特別な機会に、現代音楽の魅力に触れ、未来を共に奏でる瞬間を体験してください。


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