杏里、全国ツアーの幕開けと待望のリリース
日本の音楽シーンで長きにわたって活躍している杏里が、2025年7月5日から全国ツアー『ANRI LIVE 2025 TIMELY!!』をスタートさせる。そのタイミングに合わせて、彼女の新たなベストアルバム『ANRI the BEST blue』が7月2日に発売される。また、同時に初のアナログ盤である『FUNTIME』も7月16日にリリースされる。
杏里は、80年代から90年代にかけて数々の夏のヒット曲を手掛けてきたことで知られる。彼女はJ-POPの黎明期にデビューし、アニソンとポップスを結びつけた先駆者的存在でもある。その代表曲「CAT’S EYE」は、アメリカでオーディションを行うなど、日本の音楽界の発展に大きく寄与した。
近年では、シティポップの再評価に伴い、海外のサブスクリプションサービスでの再生数も急増中。これに合わせる形で、最新のベスト盤『ANRI the BEST blue』には、ヒットナンバーや隠れた名曲が集められ、前作『ANRI the BEST』(赤盤)の楽曲と合わせて杏里の音楽の集大成ともいえる内容となっている。新たなビジュアルとして青いアロハが用意されており、視覚的にも楽しませてくれる。
加えて、杏里のオフィシャルYouTubeチャンネルでは、彼女の楽曲を体験できる動画もアップされている。特に注目すべきは、架空のFMラジオ番組を模したコンテンツで、日本のネオ・シティポップグループ「Nagie Lane」のmikakoが流暢な英語で杏里の楽曲を紹介しており、まさにリスナーをマリブやサンタモニカの雰囲気に誘い込んでくれる。
全国ツアーでは、新旧のファンが一堂に会し、懐かしのヒットナンバーを楽しむ光景が見られるだろう。特にシティポップのブームに触発された海外のファンが参加することで、杏里の魅力が新たな世代に広がっていくことが期待される。ステージでは、ファンと共に昔を懐かしむ楽曲を披露しつつも、新たな感動を提供し続ける。
また、初のアナログ化を果たす『FUNTIME』は、杏里の代表曲をライブテイクで収録した作品で、7月16日の発売を控えている。ファンにとっては、音楽をシームレスに楽しむだけでなく、思い出を再確認する貴重なアイテムとして注目される。
これから本格化する夏を前に、杏里の音楽が季節を彩るアイテムとして一役買うことは間違いない。今後の動きに要注目だ。彼女の音楽を通じて、新たな体験を楽しむ準備はできているだろうか?
ツアー情報
2025年7月5日(土)ウエスタ川越 大ホール など全国14か所で公演を行う予定。チケットは各プレイガイドから購入可能で、詳細は公式サイトにて確認を。
杏里のオフィシャルサイト
この夏、杏里と共に過ごす時間を楽しみにしよう。