インディーズ音楽の新しい風、GIGGSのスタート
国内最大級のインディーズ音楽プラットフォーム「Eggs」を運営する株式会社エッグスが、新たなサービス「GIGGS(ギグス)」を本格スタートしました。このプラットフォームは、全国に広がるライブハウス情報を集め、アーティストとファン、さらにはライブハウスを結びつける役割を果たします。2025年3月26日(水)の本オープンを迎えたGIGGSは、音楽ファンにとっての新たな出会いの場となるでしょう。
GIGGSとは?
GIGGSは、全国約300軒のライブハウスとそこで行われるイベント情報を集約したWebプラットフォームです。ユーザーはその中から、自らが気になるアーティストのライブ情報を簡単に探せるようになります。特に注目すべきは「コメント・リアクション機能」で、これによりライブを応援する気持ちをアーティストへ直接伝えることが可能です。Eggsのユーザー登録は無料で、コメントを投稿するためには手続きが必要ですが、プラットフォーム自体は誰でも訪れることができます。
インディーズ音楽シーンの活性化を目指して
エッグスは、インディーズシーンの活性化を狙い、「多様な音楽があふれる未来をつくる」というミッションを掲げています。10年近くの運営を通じて、約3万組のアーティストと60万人以上のリスナーを結び付ける実績がありますが、今回のGIGGSもその一環です。調査によると、ユーザーの約30%がライブ情報を求めていることがわかっており、GIGGSはそのニーズに応える形で生まれました。
検索機能の充実
GIGGSの魅力の一つに、地域やフリーワードでの検索機能があります。例えば、下北沢や渋谷、新宿などの地域を指定してライブ情報を探せる他、Eggsでフォローしているアーティストのライブ情報もトップページに掲載されるため、見逃しがありません。また、春にはマイロケーション機能が追加される予定で、お気に入りの地域を登録することで、さらにパーソナライズされたおすすめのライブ情報を受け取れるようになります。
アーティストとファンの新しいつながり
GIGGSでは、ユーザーが気になるライブ情報に「いいね」やリアクション、コメントができ、アーティストを応援する新たなアクションが可能です。今後、「お目当て」機能を導入し、特定のアーティストをより一層応援できる施策も考えられており、期待が膨らみます。
CRAFTROCK FESTIVAL'25との協賛
さらに、GIGGSは音楽とクラフトビールの祭典「CRAFTROCK FESTIVAL'25」に協賛することが決まり、ブース出展や関連キャンペーンを実施予定です。これは、GIGGSのさらなる認知度向上と、ライブ体験の活性化に貢献する一手です。
将来の展望
エッグスは今後も新機能の追加を進め、アーティスト、ライブハウス、リスナーの間でのより良いコミュニケーションを図るプラットフォームを目指しています。国内外のライブファンに利用されるよう、インバウンド需要にも応えられるサービス展開を検討中です。
インディーズ音楽界の未来を築くために、GIGGSはアーティストとファンをつなぐ鍵となるでしょう。その可能性に私たちも注目していきたいですね。